有珠山噴火災害救援ボランティア活動レポ−ト

                                                                                                                         宮城RB  村尾裕之
 


1,【経過報告】
H12.3.30
北海道地図購入
3.31
有珠山噴火 
NPO法人みやぎ災害救援ボランティアセンタ−(みや災VC) 
にて、佐藤事務局長,菊池氏と打ち合わせ。
    …情報収集後,近日中に臨時運営委員会を開催予定。
MRB伊藤事務局長,大泉隊員より対応について問い合わせあり。
 4.01
清野隊員より支援活動参加の連絡あり。
庄子隊員より問い合わせあり。
「みや災VC」とTEL連絡。
4.02
「みや災VC」より臨時運営委員会開催(4/3)の連絡。 
仙台地図センタ−より伊達市の地形図購入。 
(虻田,豊浦,洞爺湖近辺は売り切れのため予約)
 4.03
「みや災VC」にて現地派遣、支援体制等について協議。 
  *先遣隊派遣の方向で検討(現地ニ−ズ調査) 
  *ボランティアの募集(登録のみ) 
  *義援金,活動支援金を募集
4.04
 MRB全体員に「緊急A」発令。(大泉隊員に指示)
4.07
「みや災VC」にて現地入りした「毎日新聞社」より、生の情報をもらう。
4.09
MRB理事会にて「有珠山噴火災害支援」について説明。
(先遣隊派遣の予定・募金活動等)           
4.11
「みや災VC」会員の田嶋氏と共に「キリンフレンドシップ会」定期会に参加
「有珠山噴火災害救援募金」の呼びかけ。
   4.14
佐竹隊員より支援活動参加の連絡。
 4.16
カ−フェリ−仮予約。
4.17
「みや災VC」より会員の赤塚氏(東北福祉大学)がコ−ディネ−タ−
として同行との連絡。 
日程を5/3〜5/7に決定。
  4.18
「みや災VC」より「北海道有珠山福祉救援ボランティア活動現地対策本部」
が受け入れとの連絡。(担当,山口氏)
 4.20
北海道RB設立委員会の友広氏と連絡をとり、道路状況・気温等、確認。
   4.23
「宮城RB総会」にて有珠山関係について報告。 
総会後、村尾,清野,佐竹,赤塚,佐藤VC事務局長 
5名にて調査目的・スケジュ−ル・役割分担等を打ち合わせ。
4.24
予約分の地形図購入。
 4.26
「みや災VC」運営委員会にて先遣隊派遣を報告。      
4.29
工藤(鉄)隊員より名刺作成の申し出あり。
        5.01
「みや災VC」にて最終打ち合わせ。
   5.02
有珠山災害救援活動派遣壮行会 
(我々は仕事、所用の為個々に顔を出す。)
 5.03
20:00 苫小牧行き出航
 5.04〜5.07
(2.【活動報告】を参照)
 5.08
9:00仙台港到着


2.【活動報告】
  
5/04
15:00      伊達市役所分庁舎到着 

15:30       ボランティア受付 
                  ( 赤塚,佐竹,村尾は翌日の子供フェスティバル,清野は 
                  うすこいPROJECTに参加) 

16:00      子供フエスティバルの説明を受ける 
                  (避難所である伊達市カルチャ−センタ−の外で避難所生活 
                  をしている子供たちを中心に,こいのぼりの絵をかいたり、凧上げ 
                  各種ゲ−ムを企画,我々3名はこいのぼりのグル−プ) 

19:00    全体ミ−ティング 

20:00       夕食 
                  夕食後山口氏と面会 

21:30       宿泊所へ 
 



5/05
07:30       朝食 

08:00       全体ミ−ティング 

10:00       会場へ出発 
                  (9:00〜時間が空いた為,赤塚,村尾は国道453号線にて 
                  昭和新山方面へ視察,付近は硫黄臭が) 

17:30       イベント終了撤収後対策本部へ戻る。 

19:00       全体ミ−ティング 

19:30       夕食 

20:30       伊達温泉にて入浴後宿泊所へ。 
 



5/06
08:30       朝食 

09:00       全体ミ−ティング 
                  (我々4名は伊達市カルチャ−センタ−にて 
                  配膳の手伝い等の 避難所生活者の支援) 

09:30       避難所到着後,役場担当者へ挨拶 
                  七ケ浜町の社協より預かった絵本を手渡す 
        その後VCリ−ダ−より説明を受ける。 
                       *前に活動していたボランティアと避難生活者 
                          との間にトラブルが発生,配膳等の手伝いか 
            らは手を引く旨を説明。 
                          (被災者に対する発言,避難者以外の人への 
            食事支給,数量を守らない,等避難者同士
            のマナ−,ル−ルの問題も発生) 

12:00        近くのファミリ−レストランにて昼食 

18:00        本部へ戻る。 

19:00        全体ミ−ティング 

20:00        山口副本部長,島原V協議会の旭氏と6名で近所の店で夕食 

22:00        伊達温泉入浴後,宿泊所へ。 
 



5/07
08:30        朝食

09:00        全体ミ−ティング 
                    (我々4名は午後から帰路に就く為、午前中は虻田,豊浦町を視察) 

09:30        虻田町へ (ほとんどの住民が避難しており,路上は
         通行止め警備の為の警官の姿が多く,物々しい警戒態勢が執られ
                   伊達市とは全然雰囲気が違う)

10:30        豊浦町へ(仮設住宅が建てられているが、電気,水道,ガス代等は
                   自己負担の為、収入が無い被災者は借りたくても借りられないという)

13:00         昼食後,苫小牧港へ向かう。 
 



3.【ボランティア窓口】  「伊達災害ボランティアセンタ−」が窓口 
今回はそこの副本部長である「災害救援ネットワ−ク北海道」代表の山口幸雄氏が 
「みやぎ災救VC」とのパイプ役を引き受けてくれた。 
また今回のボランティアは地元が主導権を執り他のボランティア団体がアドバイス 
をしながら協力する形を取っているが、そこに至るまで社会福祉協議会,他のボラ
ンティア間の摩擦があったようだ。 


4.【サポ−トセンタ−】  ボランティアをサポ−トするボランティアがあり,食事,宿泊所,浴場の手配 
送迎,ゴミの始末等を行う 
赤塚,佐竹,村尾3名は不動寺別院に宿泊(小さい一軒家に26名が雑魚寝,
我々3名は台所の板の間に…最終日は清野隊員も合流) 


5.【救急車】  伊達市には「カルチャ−センタ−」,「武道館」,「みらい館」の3カ所の避難所が
有り,それぞれ救急車が待機しており救急隊員も交代で勤務。 


6.【自衛隊】  「カルチャ−センタ−」内に待機,駐車場には耐熱車両がずらりと並ぶ,又毎日 
有珠山の様子をヘリから避難地のTVに送っている。 


7.【警察】  道路の警備以外に避難所で「相談コ−ナ−」を設け,避難所の防犯呼びかけ、 
被災者の相談,子供たちの遊び相手等も… 


8.【避難住民の声】  イ.避難地を何度も変えられ伊達市に来た。 
     伊達市は他の避難所と比べると町が大きい事もあり、食事,管理等全て
    の面において行き届いており、大変有り難いが、やってもらうことが普通 
      になってしまうのが怖い。 
ロ.家事,炊事等避難所では何もする事がないのでかえって辛い。 
ハ.現在一時帰宅は各家庭一名になっているが、一人では何も運べないし 
       バスにも余裕がある為、複数にしてほしい。 


 9.【今回お世話になったボランティアの皆さん】  地元の大学生,高校生,日本大学,近畿大学,他 
関東から来たアフリカツインの渡辺君(NPO日本救難バイク協会) 
北海道社協の林氏,日本YMCAの本行氏,北海道YMCAの宮崎氏,佐藤氏
NPO日本災害救援ボランティアネットワ−ク広瀬次長 
市会議員安藤氏(千葉RB,震災がつなぐ全国ワ−ク) 
島原ボランティア協議会の旭 理事 
そして山口氏(災害救援ネットワ−ク北海道,日本救難バイク協会北海道支部) 


10.【感想】  今回「みやぎ災害救援ボランティアセンタ−」の会員として参加したが、
ボランティアを立ち上げるまで色々と大変な事,災害はその種類,規模,
場所によってボランティアの活動の内容が変わり経験があっても全て当てはま
らない。

特に社会福祉協議会,他のボランテア団体との連携,調和が大切である。  
また,インタ−ネット等で数多くの情報は取れるが、文章だけでは判断 
出来ない部分も多く、被災者,ボランテア同士の人間関係は現地に入らない
と解らない。 

我々ボランティアをするものは,液体の様なものだと思う。 
社会福祉協議会をはじめ,各種ボランティア同志で器の形を決め,その形に
あった活動を行う,器に合わなければ,活動に参加出来ないし,形にこだわ
れば,その範囲も制限される。

4日間の短い期間ではあったが,大変勉強になり,また色々な人達とも 
出逢え,今後の「みやぎ災救VC」,「宮城RB」の活動に活かしていきたい。