2004/07/13発生 新潟県三条市水害   出動状況



  今回は、「宮城レスキューサポートバイクネットワーク」が所属する
みやぎ災害救援ボランティアセンター(Miyagi disaster relief volunteer center)
(略称 MDRC)
の構成員としての活動が主になりました。

派遣活動期間:2004/07/15〜08/01
■…2004年 7月15日 (木).......新潟県・豪雨
MDRCの先遣隊として,MRB:伊藤(信)が,新潟県社会福祉協議会へ出向くことにした。

・10時,250ccオフバイクで自宅出発,東北自動車道・蔵王Pで合羽着用し,磐梯山Pで給油。
・昼食抜きで,14時,新潟県社会福祉協議会に到着。
・社協は忙しいようで対応が遅く,他県からのボランティア・コーディネーターは
 やきもきしていた。
・2時間近く待たされた。
・明日現地,三条市,見附市,栃尾市,長岡市のいずれかに直接出向くしかないようだ。
・災害規模の一番大きい三条市に行くことにした。
・三条市の社協自体,床上冠水しているとの事。
・国道8号線は渋滞,信号一部動かず,の情報が入る。

先遣隊 撮影写真                                                                                              


■…2004年 7月16日 (金).......新潟県三条市へ
【ボランティアセンター立上げ】
・新潟市からバイクでも1時間30分掛かってしまった。
 (8号線相変わらずの渋滞,約10kmスリ抜けで走る)高速を使うべきだった。
・被災地に入って見て「泣きたくなるくらいの災害」と言う言葉が頭に浮かんだ。
・三条市総合福祉センターには,昨年,南郷や鹿島台でお世話になったNPO団体の方が
 結構見受けられた。何人かには「伊藤さん,良く来たね」と言われてしまった。
・15時20分からボランティアセンター立上げに関する打合せが始まる。

◎新潟県三条市東本成寺2-1(三条市総合福祉センター)
こちら

名称「三条市災害ボランティアセンター」電話:0256-33-8580
本部長:三条市社会福祉協議会  岩本氏
副本部長:環境NPO良環・代表  川瀬氏
  〃  :日本青年会議所     杉野氏

主要スタッフ:
三条市社協および周辺社協職員約20名。
地元NPO団体,県外NPO関係者(ボランティア・コーディネーター)約20名。

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ボランティアセンター運営時間>AM9時〜PM4時(受付はPM1時まで)

<<特記事項>>
1.当面,新潟県のボランティアを募り,県外は積極的にPRしない。
2.市内は道路が狭く,一方通行が多い。動かない車がたくさんある。
3.駐車場は,地場産業振興センター。できるだけJR三条駅下車願う。
  (徒歩約10分)
4.2〜3日連続活動出来るスタッフが足りない(AM8時〜PM6時頃まで)
5.新潟RBの蛯原氏と会う。



■…2004年 7月17日 (土).......三条災害ボランティアセンターの初日
AM8時20分頃からスタッフ打合せがあり,取合えず昨日の取り決めで
動きだすことにした。
MRB:宮崎氏(21日まで滞在)と合流,ニーズ受付の担当をお願いする。

−−−−−−スタッフの約束ごと−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.一般Vさんには履物を脱がせないで待機してもらう。
2.会場を時計周りで人を流す。>オリエ→受付→ニーズ→マッチング→機材
3.各班長は,ボラコの協力・指導を受けながら活動してみる。
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・AM8時半頃より,一般ボランティアが集まり始めた。ちょっと不安。
・9時受付開始,どっとVさんが建物に入りちょっとパニック状態。
・しかし,15分〜20分後にはスムーズに流れはじめた。一安心。
・昼食の買出しでコンビには大混雑。かろうじて蕎麦が手に入る。
・午後,福井県より20名程度のVが到着,若さと統制に感銘した。
・仙台のMDRCに連絡し,宮城県民のボランティアを募る準備のため
 一時帰仙することにした。
・15時大雨の中出発。

<<メモ>>
・船頭が多いとスムーズさが失われる。なかなか難しい問題。
・使用書式の取決めが必要。
・スタッフと一般Vの区別および一般Vの識別(被災者に対して)
・住宅地図の事前準備
・水害と地震との違い・・・汚れ,濡れなど
・住居表示の徹底←行政にお願いする


<<現地VCより>>
7月17日(土) 16:00現在 ボランティア 443名(14都府県から参加) ニーズ 75件




■…2004年 7月18日 (日).......MDRC
AM:
・10時過ぎ,MRB:上崎氏,三条市災害VCに到着。
・MDRCとしてできる範囲で県民のボランティアを募り,7/24〜25に
 被災地に向うこととした。
・報道関係への連絡と昨年ボラコで協力できる方を抽出しDMを送った。
・MRBも協力することとした。

PM:
・事務局に守屋,鈴木む,工藤,村上F,伊藤(信)が集まり三条市の概略報告と
 今後の活動について,話し合った。以下,守屋氏の連絡のとおり。

<<現地VCより>>
7月18日(日) 17:30現在 ボランティア 1279名  ニーズ 259件




■…2004年 7月19日 (月).......準備
・MDRC:7/24宿泊場所の確保準備 

・三条市災害ボランティアセンターには,午前中約700名のVが来たとのこと。
・上崎氏,新潟RBと独居老人安否確認活動。
・14時15分,上崎氏現地出発,帰仙台。


<<現地VCより>>
7月19日(月) 17:00現在 ボランティア 1173名




■…2004年 7月20日 (火).......三条市災害VC
・MDRCへの協力として週末のV活動希望者への連絡業務。
・本日もMRB:宮崎氏が現地VCのスタッフとして活動しています。
・MDRC:山田女史がPMより現地入りし,同じくVCのスタッフとして活動中。
・TVを見ての週末活動問合せ・・・17件19名,(男4名・女3名参加意思表示)

<<現地VCより>>
7月20日(火) 17:00現在 ボランティア 546名 ニーズ147件




■…2004年 7月21日 (水).......週末準備活動
・MDRCへの協力として週末のV活動希望者への連絡業務。
・MRB:宮崎氏が現地VCのスタッフとして活動中。本日,帰仙台。
・MDRC:山田女史が同じくVCのスタッフとして活動中。
・週末活動7/24〜25の問合せ・・・25件28名,(男7名・女3名参加意思表示)
・現地では,一軒に複数日かかるニーズが多く,被災者が苦情(まだ来ないなど)を
 言い始めているとの情報もある。
・やはり,ボランティアの数が足りない模様である。
・スタッフも疲れが出て来ているようだ。

<<現地VCより>>
7月21日(水) 17:00現在 ボランティア 999名




■…2004年 7月22日 (木).......出動準備
・MDRCにて出動準備,ボランティア募集対応
・現地の宿泊所手配
・車両手配
・活動資金手配
・派遣ボランティア定員10名のところ22名まで増とした。
・MRB:8名
・現地では,学生や民間企業の社員の応援が始まりVCは嬉しい悲鳴を上げているとのこと。
・天気により「粉塵」が飛ぶこともあり,マスクの着用が必要とのこと。

<<現地VCより>>
7月22日(木) 17:00現在 ボランティア 1732名




■…2004年 7月23日 (金).......三条へ先発・出発
・9時30分,仙台出発(バイク)。
・13時15分,現地MDRC山田女史との引継ぎ。
・現地の宿泊所下見,受入れ体制準備。
・VC本部長らと月岡,曲渕地区現場調査。
・月岡小学校VC分所,立上げ準備協力。
・遅くなってしまったので,VCに泊まることにした。

<<現地VCより>>
16:00現在 ボランティア 1,748名



■…2004年 7月24日 (土).......三条市VCへ出動
【宮城県民ボランティア  第一回目 25名 出発】

◎7月24日(土)晴・・・とても暑い
・8時頃,新しい前進基地(月岡小学校)のVCが活動開始。
・東向きの日当たりの良い場所なので,朝から物凄く暑い。
・伊藤(信)は,スタッフへのアドバイス,一般Vのオリエンテーションで協力。
・団体を主に受付けするVCなので,スタッフみんなパニック状態。
・9時30分位には,手が空いたので本部VCへ移動しMDRCのバスを待つ。
・案の定,渋滞で予定時間より遅くなった。
・到着してからももう少し,機敏な動作を求めたい。

以下,MRB:インターネット隊班のレポート
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・6時県庁前,レンターカー・マイクロバスで25名出発。
・10時34分 三条市災害ボランティアセンターに到着。
・三条市災害ボランティアセンター は土曜日ということもあり,混み合っていた。
・MDRCは,早速,役割分担を決め活動を開始する。
・車内でMRBメンバーから多小レクチャーを受けていたらしくスムースな動きに見えた。
・炎天下の作業を終えてMDRCのボランティアがぞくぞくと戻って来た。
・食事,買出し班も黙って見ていられず,VC前で洗い終わったゴム手袋を裏返しにして
 干すのを手伝っていた。
・上崎さんと工藤さんはスコップ洗いを実施中,用具の数が多くなかなか終わらない。

<<現地VCより>>
17:00現在 ボランティア 2,740名




■…2004年 7月25日 (日).......三条市・前進基地VC活動
◎7月25日(日)晴・・・暑い
・7時40分頃,前進基地のVCにテントが出来,今日は暑さを凌げる。
・伊藤(信)は,昨日同様,VCのスタッフとして協力。
・一般Vにも即効教育し,オリエンテーションをやってもらう。うまくいった。
・手が空いたので,バイクに土嚢を積みながら,MDRCの仕事ぶりを見学に行った。
・車は動けないので,バイクの機動性がとても役に立っている。
・被害が一番酷い地区なので,各自,心に残る物があったと思う。
・被災地から得たもので,災害救援Vに目を向けて欲しいと切望する。

以下,MRB:インターネット隊班のレポート
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* 今日の作業予定
7:00 朝食(コンビ二おにぎり2個)
8:00 出発
9:00 月岡小学校 三条市災害ボランティアセンター出張所
9:30 作業出発
14:00 作業終了 現地出発
19:00 仙台着

・MDRC全員で1箇所の家で泥の掻い出し,清掃作業。
・現場まで歩く道すがら,道端に出されている冠水した家財が歩くスペースを
 なくしていて,往来する自動車に注意しながら歩かなければならない。
・現場は決壊箇所から1キロほどの場所で,2m程度の出水があった所。
・泥をスコップで出すのは,気温が高いこともあり重労働で大変である。
・月岡,曲渕地区の人たちは毎日この作業を行っているのかと思うと気が遠くなる。
・住民間の挨拶で「今日も戦争が始まったねぇ」という声を聞くと胸が詰まった。
・床上浸水家屋で床板はがしの作業中に釘を踏み抜い,救急車が走ったとのこと。
・撒いている消石灰が目に入ってしまった女性もいた。
 (消石灰はアルカリなので,目の粘膜が潰瘍状態になり危険)
・貧血を起こしたおばちゃんは午後いっぱいブルーシート上に横になって夕方復活。
・月岡,曲渕地区は乾いた土が舞ってホコリがすごい。
・水に浸かった家財から異臭が漂っている。
・資材には防塵マスクと活性炭マスクの2種類あり,両方持っていく人もいる。
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・天気が良く,とにかく暑い,みなさん汚れが酷いため午前中で作業を止め,銭湯で
 身体を綺麗にし,帰仙する準備に入る。
・14時頃,三条出発,18時40分頃,宮城県庁前に無事到着した。

<<現地VCより>>
17:00現在 ボランティア 2,394名



■…2004年 7月31日 (土).......再度,三条市で活動
【宮城県民ボランティア  第二回目 35名 出発】

現地,10:30到着し,3班&サポート(車)に分かれてMDRC活動開始した。(3班とも住宅床下の汚泥撤去)


さっそくのアクシデント,熱射病症状で若い女性が倒れた。(一時間ほど前から作業に入っていた他ボランティアの女性)
体温がかなり上がっていたようで,しばらく寝かせて応急処置し遽救急車を呼んだ。

後で判ったことだが,その女性が作業していた場所で,再び男性も具合悪くなった。
熱射病に加え,床下の汚泥が発生せさた有害ガスが関連していたようだ。

現場では何が起こるかわからない。予期しない危険があるものと思った。

幸い,MDRCメンバーには負傷者無く,少々熱射病気味が1名。本日の作業は無事終了し,水分補給。

作業終了。

先週に比べると,外見からは水害の被害が感じられなくなっていねが決壊現場付近では,
まだまだ,食事も自給できない家庭がたくさんある。もうちょっと,緊張を解かず見守りたい。

<<現地VCより>>
18:00現在 ボランティア 1,640名





■…2004年 8月 1日 (日).......三条市・災害ボランティア活動最終日
とうとう,MDRC活動最終日となった。
天気は相変わらず良すぎる・・・あの豪雨と分けることができたらと思う。

今回は,前回宿泊の隣部屋・柔道場で雑魚寝でしたが,蒸し暑く完全体力回復までは微妙なところ。

昨夜,伊藤さんの知り合いが激励(二輪安全運転新潟2位の方)に来てくれた。
また,一般参加の方々とちょっとした交流ができた。

本日の活動は,午前中のみで,3班ともまた違う現場に行く予定。
MDRC全員体調OK!!

なお,宮城県庁前には,19:00着予定。

 
<<現地VCより>>
12:00現在 ボランティア 808名





最終日も予定通り、県庁前に帰還できました。
いっしょに、活動した、県民ボランティアの方々、お疲れさまでした。
また、お会いできたら、MRB隊員に気軽に声をおかけください。





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