マスツーリングの手引き      宮城レスキューサポートバイクネットワーク
 
 
  団体でツーリング(また、訓練・出動時の移動等)するには、安全&マナーを守るため
 そして、迅速且つ効率良く行動するために、予めルールを決めておく必要があります。
 本手引きでは、無線等の使用をしない場合に於いて、最低限必要とされるルール等を紹介します。
 
 
1. 出発前ミーティング
 
   始業前点検、装備・積載物のチェック、ルート・行動予定、天候状況等の確認はもちろんですが、
 リーダーは、参加者の確認をする際に、全員の健康状態をチェックすることを忘れてはなりません。
 また、予め参加者の車種、運転技量を調べておくと次項の走行時の順番を決める時に役立ちます。
 
 
2. 走行時の順番
 
  参加人数に応じて、場合によっては他の走行車両に迷惑とならないよう5〜6人を一グループに分け、
 時間差を設けて出発させよう。
 そして、順番は次のポイントを考慮して考えよう。
 
 
[1]○先導者 
  目的地までのルートがわかること 
  判断力があり、しっかりとした運転技術のある者 
 
[2]○サポーター 
  先導者のルート選定をサポートできる者 
  先導者に準じた運転技術のある者 
 
[3]〜[4]○初心者はこの位置に入れよう。 

[5]○最後尾 
  目的地までのルートがわかること 
  判断力があり、しっかりとした運転技術のある者 
  グループ全員を把握していること 
 
 
 ※車種によって考慮すること 
 
  車種がバラバラだと挙動の違い等で走り憎いものです。 
  オンロード車とオフロード車は別々にまとめる。 
  大排気量車を前へ小排気量車を後ろへ。 
  2ストローク車は、オイルが飛ぶので後ろへ。 
 
 

3. 走行時のテクニック 
 
  図の並びかたは、通称「千鳥(ちどり)走行」と呼ばれています。 
 普段は、このままの形で走行。道が狭くなったり・追い越し・障害物回避の時などは 
 いづれかの列が他方に寄り、一列になることができます。 
 
 走行中は、基本的に前後の順番をくずさないように走ろう。 
 状況に応じて、直前車がひだりを走行したら自分は右へ、右を走行したらひだりへ 
 と移動することで、「千鳥走行」の状態を維持します。 
 

 
 
4. 各ポジションでの心得&テクニック
 
 ○先導者
 
  なるべく急な動きを避け、グループ内の一番下のレベルの方に合わせた走行を心がけます。
 
  普段の直線路では、中央線寄り(右)のポジションを走ります。
  (先行他車&対向車に対してグループの存在をアピールできる・追い越しの状況判断容易・グループ最後尾からでも確認しやすい。)
 
  障害物があったときなどは、後続車両に状況がわかるように、オーバーアクションで回避しよう。
 
  右左折を事前に伝えたい時などは、下記の合図を使います。
 
 
一般的な合図 
先導者のそばにサポーターを呼ぶ時。
(ココへというように、地面を指差す。)
 もうすぐ、左折します。  もうすぐ、右折します。
 
 
 ○サポーター
 
  先導者の動きを予測して早めに一列になるなどのアクションをとります。
 
  先導者が無理しないよう、疲れが見えたら休むよう指示します。
 
  先導者よりルートに詳しい場面などでは、先導者と交替します。
 
 
 ○最後尾
 
  先行車の積み荷などに異常がないか監視します。
 
  途中で停止する者が居た場合、いっしょに止まってサポートします。
 
  道をゆずってくれた車などには、手を上げるなどの挨拶をしよう。
 
  初心者等の走り方で注意すべき点があった時は、休憩時間等にアドバイスします。
 
 
 
5. 共通の心得
 
  燃料やオイルに余裕がなく、航続距離が短いと思われる時は予め申告しておこう。
 
  メンバーの状況をバックミラーで確認しすぎて追突しないよう注意しよう。
 
  燃料切れ、コンタクトレンズがずれたなど、個人的異常が発生したときは、パッシング&警笛で
  先行者に知らせ、追突されないようにウインカーを点けてからゆっくり止まろう。
  またその時は、先導者まで伝わるように、他の人もパッシング&警笛で前方に知らせよう。
 
  駐車場に入った時なども、なるべく走行中の順番を崩さず、端から順番に整列しよう。
 
  車間距離は、走行中はスピードに応じた距離、また、信号待ちの時は二列になって前車に接近するようにしよう。
  バラバラの間隔で走るのは、見苦しいものです。各車同じ間隔で走るよう心がけよう。
 
 
 
       以上、ライダーの名に恥じないよう、奇麗な走りかたを目指そう!
 
更新 2000/05/01